学生インタビュー【マレーシア・テイカーロクさん】

先月、C1クラスで『3R(Reduce・Reuse・Recycle)に代わる地球にやさしい3●を考えよう』というテーマで
授業が行われました。
その中で3G(Green・Gift・Generate)という素敵なアイディアを出してくれたテイカーロクさんにインタビューしました。

ロクさんの考えた「3G」
Green・・・自分の家の周りの空いた土地に植物や農作物を植えましょう。
Gift・・・・不要なモノを孤児院や協会に寄付しましょう。
Generate・・太陽光発電や天然資源を利用しましょう。


終始笑顔で語ってくれたロクさん。


早速ですがこの素敵な3つのGのアイディアはどんな風に生まれたんですか。
最初のGreenはすぐイメージがわきました。
日本ではあまりまだ見ないけれど空いている場所をうまく利用して
環境にいいこと、緑や花を植えられたらいいなと思いました。
そしてGiftは自分が使えないもの、もういらないもの、
たとえば本とか服とかを寄付するという考えから思いつきました。
マレーシアでは普通にいつもしていることです。教会とか孤児院とかにいろいろなものを寄付します。
自分はもう使えないものでもほかの人にとってはそれは宝物かもしれないです。

環境にも人にも優しい、すばらしい考え方ですね。Generateはどんなふうに思いついたんですか。
これがなかなか思いつかなくて・・・。難しかったです。
マレーシアにはまだあまり太陽光発電のシステムはないんですが、
今後世界で、自然のエネルギーを使ったとりくみが進んでいくと思ったのでこれだと思いました。

ボランティア活動によく参加しているロクさんらしい3Gが出来上がりましたね。
ありがとうございます。
ボランティア活動は、学校以外の場所で日本語の力をのばすチャンスだし、いろんなことができるので参加していてとても楽しいです。
今までに、福生公民館のお祭りボランティア、16号沿いの花いっぱい運動、福生高校の貼り絵作成などに参加しました。

日本の生活をエンジョイしていますね。新日本学院の学校生活はどうですか。
はい、いろいろな国の学生と出会って、自分と違う思考の人を知って、
自分の中になかった新しい価値観に気づかされることがとても楽しいです。

新日本学院を卒業したら何をする予定ですか。
大学に進学してから日本のゲーム会社に就職したいです。将来はゲームのアプリを開発したい。
誰でも楽しくて夢中になれるそんなアプリを作りたいです。

きっと将来は社長ですね!
では最後に新日本学院の学生のみなさんにメッセージをお願いします。
将来のこととか何もわからなくても、今、自分が夢中になれることを一生懸命やることが大切だと思います。
そうすればいろいろな道が開けてくると思います。

ほんとうにそうですね!今日はありがとうございました。

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インタビュー中、夢中になる、夢中になれるということばが何回も出てきたことが印象的でした。
3Gのアイディアにはロクさんの日頃の生き方や思いが込められているようで気持ちが温かくなりました。